おるそけらとろじー
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーは、夜寝ている間に専用のハードコンタクトレンズを装用することで、朝起きたときには裸眼でよく見えるようになる近視矯正法です。日中はメガネやコンタクトレンズを使わずに快適に過ごせるため、スポーツや学校生活、仕事などで活躍される方にもおすすめです。
お子さまから大人の方までご利用いただける治療法で、特に近視の進行を抑えたいお子さまにも注目されています。「日中は裸眼で過ごしたい」「近視の進行を抑えたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
オルソケラトロジーの特徴
オルソケラトロジーは、手術とは異なり角膜に傷をつけることなく視力を矯正できる方法です。専用のレンズの装用をやめれば、近視の状態は元に戻るため、安心して治療を始めることができます。
オルソケラトロジーが向いている方
オルソケラトロジーは、日中を裸眼で快適に過ごしたい方や、スポーツやアウトドア活動などでメガネやコンタクトレンズの装用が気になる方におすすめの治療法です。また、近視の進行を抑えたいお子さまや学生の方にも適しています。手術に抵抗がある方や、将来的に視力矯正の方法を選び直したいと考えている方にも安心してご利用いただけます。
毎日のケアや定期的な受診が可能で、健康な角膜をお持ちの方にとって、オルソケラトロジーは安全で効果的な選択肢です
オルソケラトロジーが向いていない方
オルソケラトロジーは多くの方にとって安全で有効な近視矯正法ですが、適応とならない場合もあります。たとえば、角膜のカーブが極端にゆるい方やきつい方、暗い場所で瞳孔が大きく開く方には、レンズがうまくフィットせず十分な効果が得られないことがあります。また、40歳以上の方や、円錐角膜、重度のドライアイ、角膜や結膜の疾患がある方も、オルソケラトロジーには適していません。
これらの条件に当てはまる場合は、他の視力矯正方法を検討する必要がありますので、まずは医師にご相談ください。
安全性について
オルソケラトロジーは、アメリカで30年以上前から研究・施術されており、現在ではアメリカやヨーロッパ、アジアをはじめ世界中でその安全性と近視の進行を抑える効果が認められています。レーシックなどの外科手術とは違い、レンズの使用をやめれば角膜の形は元に戻るため、安心してお使いいただけます。
当院では、さまざまな検査を通じて患者さまの目の安全をしっかり確認しています。定期的な検診を受けて、安心して治療を続けましょう。
治療の流れ
(1) 適応検査
オルソケラトロジーが適しているかどうかを調べる検査を行います。
(2) 眼科一般検査・体験・ご説明
レンズ処方に必要な一般的な眼科検査を実施し、テストレンズで実際に装用体験をしていただきます。その後、治療プログラムや費用についてご説明し、ご納得いただいたうえでお支払いとなります。
(3) レンズのお受け取りとフィッティング
レンズをお渡しし、フィッティングの確認のため診察を行います。
(4) 2週間後の検診
2週間後にご来院いただき、矯正効果や目の状態を確認します。視力が安定するまでは、複数回ご来院いただく場合があります。
(5) 3か月ごとの定期検診
3か月ごとに定期検診を行い、合併症の有無やレンズの状態をチェックします。必要に応じて2～3年ごとにレンズの交換も行います。
＊上記の流れは一般的な例です。
オルソケラトロジーは自由診療です
治療費（10％税込）は、使用するレンズの種類によって異なります。詳しい金額についてはお問い合わせください。
適応検査費
5,500円
初期費用（レンズ代＋開始から1年間の検診費用）
両眼：154,000円～178,000円
片眼：110,000円～122,000円
返金制度
2か月以内にキャンセルされた場合は返金制度があります。
両眼：100,000円
片眼：50,000円
再処方（レンズの再作製）
1枚につき 44,000円～56,000円